喰いタン

  • 今日の「喰いタン」のテーマはコロッケだった。

喰いタン東山紀之)が、野々村重蔵(金田龍之介)に、コロッケを探しを頼まれた。
そのコロッケの作り手は、20年前の再開発での事件から、行方不明になっていた。
桃刑事(京野ことみ)と五十嵐(佐野史郎)のやり取りも、盗聴器対策で筆談で再現されていて、おかしかった。
コロッケ店ばかり探していたが、パン屋のコロッケパンにも気づいた。
それで20年前に殺害されたパン屋の息子の店でコロッケを作っていることがわかった。
事件にも野々村さんは関わっていたが、食べたかったのは自分の余命を知ったから。
それほどまでに、おいしく心に残る味だったんだろう。
コロッケ店をやめたのは、いいパン屋のパン粉が手に入らなくなったから。
すべてを知って、パン屋のコロッケパンの行列に並ぶ姿は、なんかよかった。
コロッケは、ほとんどスーパーの惣菜でばかり買っているが、肉屋のはおいしい。
自分でも作ったことはあるが、私の場合、イヤな思い出とセットなのでもう作れない。
ドラマを見ながら「肉屋の揚げたてコロッケが食べたい」と連呼されていた。