白夜行

はじめて、「子供が産まれた、でも結婚はせず、養育費と母親の生活費を支払う」というニュースを知ったときは、おどろいた。まだ、二十歳くらいかと思っていたし。
でも、妊娠はありえることだし、無理に結婚してもお互いにシンドイだけだろう。
平均以上の養育費を払っているだろうし、未婚の母で育ててもらうのも、一つの方法かな、と思った。
この俳優自体には、あまり興味がないので、こんなに冷静なのかも(苦笑)
ドラマは、悪党ばかり出ているのに、なぜか切なくて泣けてきた。
園村友彦(小出恵介)だけが明るくて、お風呂場のシーンでも和やかにしてくれていた。
松浦勇(渡部篤郎)も、ただの悪党に見えて、実は生い立ちが屈折させられていた。
亮司を脅しているだけに見えたが、内心は守っているつもりもあったのかもしれない。
唐沢雪穂(綾瀬はるか)が今は一番の悪人に見える。
子供の頃の泣きながらの笑顔で「やったのは私」には、どうしても勝てない感じがした。
亮司の母(麻生祐未)の愛情からの行動がきっかけで、事件が起きたのが悲しかった。
亮司は、松浦の刑事殺しだけを発覚させて、後はどうしたんだろう?
暗いばかりのストーリーなのに、続きが気になり、見たくなっている。