相棒

  • 今日の「相棒」は「殺人セレブ」だった。

高級住宅地の主婦の五島香苗(栗田よう子)が、自宅リビングで絞殺されていた。
部屋は、物であふれかえり、鉄道グッズやマンガ本などが多数あった。
仲良くしていた?竹下弥生(野村真美)の家に聞き込みに行くと他にも奥様方がいた。
竹下さんは、セレブの先生と呼ばれていたようだ。
右京警部(水谷豊)と亀山刑事(寺脇康文)は、奥様方への聞き込みで人物像を知る。
五島香苗は、竹下弥生に物をねだり、もらってばかり、そして売っていたらしい。
五島を竹下に紹介した主婦も、なんだ怪しい雰囲気だった。
子供が、現場で物がなくなったスペースと同じ大きさの鉄道プレートをもっていたし。
竹下弥生も、子供が他からほしがられたものまで、あげてしまい、あまりにヘン。
脅迫されてるわけでもなさそうなのに?
すると、小さい頃のトラウマ(消しゴムをあげなかったら、相手が万引きして自殺)から「相手がほしがっていたら、どんなに大事なものでもあげなくていけない」という強迫観念を持ってしまっていたらしい。
でも母の形見の毛皮の襟巻きまであげたのに、今までの物を売っていたことを知った。
襟巻きだけでも返してもらおうと思い、五島宅へ行き、争いになったらしい。
でも、その時、番組の時間はまだ10分くらいは残っていた。真犯人は別にいるはず。
CM中に
「コレクションの鉄道プレートを勝手に奥さんに売られ、怒っていた旦那、この機会に奥さんがいなくなればと思って」
と、旦那が冗談で推理していた。
すると結末は、そのまま。凶器まで、コレクションの鉄道員用ネクタイだった。
もう、二人で大笑い。
コレクションで一杯の家の中を見て、
「こんなゴミばかり集めて!処分してやる」
とキレタことが、犯行のきっかけだったようだ。
そして、物をもらっていた理由も
「あげる時に、いかにも見下したような表情でバカにしていたから、妬みもあって」
だった。この気持ちは、くれる意味がわからないと、そうかもしれないと思った。