輪舞曲+歌笑

  • 「輪舞曲」を見た。

今回は、小林 肇(平田満)と亮太(冨浦智嗣)がメインだった気がした。
亮太はあどけない表情で歌好きな子、迷子になっていてシュウ(竹野内豊)に出会う。
小林は良心的で腕のいい印刷職人、ユナ(チェ・ジウ)の店のチラシも作ってくれた。
亮太は、父の小林によくなついていて、歌ばかりせがんでいた。
それなのに、組織の情報によると、この小林が、偽造商品券や紙幣に関わっていた。
シュウは、良かれと思って、小林に自首をすすめる。
でもその5分の間に、警察内部にいた内通者から情報が漏れ、射殺されてしまう。
亮太の「歌って、お父さん」で泣けてきた。
もし、そんな話をしないで、あっさり警察が捕まえていれば、命は助かったのかも?
悩んで、ユナ相手に(言葉がわからないからこそ)グチをいい悲しんでいた。
ユナも「助けて」という悲痛な感情だけはわかって、二人の距離は縮まってきた。
亮太役の冨浦智嗣は、「花より男子」でつくしの弟役だった子だ。
あのドラマでも、和み系というか笑顔の可愛い男の子役だった。
小林役の平田満は、ベテラン俳優。映画「蒲田行進曲」のヤス役が有名。
今期では、「白夜行」で、雪穂を買おうとして息子の亮司に刺された父親だった。
いい人役も、悪役もこなせるところが、さすが演技力のある俳優さんだと思う。

この番組は、ヘンに歌と笑いを両立させようとして、おもしろくないところがある
でも、最近、友近艶子には、ハマッテきている。歌自体も上手いと思うし。
あとは、ジャニーズ系の出演が多いのが魅力だろう。
司会の松本潤くんは、髪形もストレートでのスーツ姿で、もう道明寺司ではなかった。
青春アミーゴ」を「修二と彰」ではなく、亀梨和也オンリーで歌い踊っていた。
バックは女性だし、振りやアレンジも微妙に違い、なんか色っぽい感じになっていた。
これはこれで、とてもかっこよかった。でも山下智久がいないとやっぱり淋しかった。
KAT-TUNは、ロック系だしあまり好きな方ではないが、修二だけはかっこいいと思う。
そして、「絆」(ごくせんの挿入歌)は大好きだ。でも、亀梨ファンではない。
この辺は、ドラマの役が好きだっただけで、難しいところだ。
タッキー&翼」も再度登場で、滝沢秀明くんが後から登場という凝った演出だった。
最後には、松本潤くんも、一緒に踊っていて、二人からつっこまれていた。
ほぼ同期だからこその軽口だろう。
ただ、松本潤くんは司会だけでなかなか歌い踊る機会がないのが、淋しいようだった。
二人組なのに、一人で歌うシーンを両方で見て
「やっぱりそろってないと様になりにくいし、淋しいな」
と感じた。