木曜日のドラマ

長男の達也(玉山鉄二)のドラマ当初から気になっていた点(独断で決める、男だから長男だからと気負いすぎ)を知里国仲涼子)が指摘し、結婚前にケンカしてくれた。
「私をいったい何だと思っているんですか?」
とも言いたくなるだろう。
仲直りはすると思っていたけど、その後は結婚式の費用や、やり方も相談して決めた。
結婚式での春恵( 田中美佐子)と知里の親父さん(角野卓造)とのケンカと、陸(速水もこみち)や達也の土下座も予想はついたけど、よかった。
三男の純平(中尾明慶)と、妊娠中のみゆき(岩佐真悠子)の関係もよかった。
元彼の子でもほっておけないから子供のため、だけじゃなく、好きだからプロポーズ。
それの返事も、シングルマザーになるプライドで一旦は断る。
でも、子供が生まれた後の姿も見てもらって、その上でまた、求愛してほしい、と。
簡単に結婚しちゃうでもなく、別れてしまうでもなく、まずは恋人?という感じで。
結婚式に婚約者のような感じで列席していたのには、ちょっと早い?と思ったけど(笑)
ベタだけど、ほのぼのした気分になれて、よかった。

御台所の信子(藤原紀香)も、将軍様からの愛情がほしくて側室達に嫉妬していたし。
それで、長丸を亡き者としたり、将軍様と心中しようとしたり、と大変なものだったが。
成住(田辺誠一)も、安子のため(内山理名)柳沢(北村一輝)を斬ろうとした。
田辺誠一さん好きだし、出番があったのはうれしいが、すぐに亡くなったは淋しかった。
最後は、将軍様が(安子がまず柳沢を刺そうとして)柳沢に誤って刺された。
その後が、なかなかだったと思う。
将軍様は、わざと目撃者を作ってから、自ら刀を深くして、亡くなった。
柳沢は、殉職すら許されず、後悔と思い出だけで生きていくことになった、と感じた。
処罰を受けるよりも、ツライ想いだろう。
将軍様も、あの立場で生れなければ優しい夫や父だっただろうに、と思わせてくれた。
将軍様役の谷原章介さんをドラマで初めて見たのは「救命病棟24時2」の医師役。
この時は、クールなイメージがあった。
それが、最近は「見掛け倒しの男」だの、振られ役だの、コメディタッチも多い。
映画版「花より男子」を見て、道明寺司役が谷原さんだったのには、びっくりした。
今日の「笑っていいとも!」には、番組宣伝のためゲスト出演していた。
ずっとニコニコ笑顔で、ホントにハンサムな俳優さんだと思った。