野ブタ。をプロデュース

なぜかサンタクロースの夢?3人で楽しそうに集まっているのがもう自然に見えた。
彰(山下智久)が「僕だけ名前で呼んでもらったない」と、二人に甘えていた。
たしかに、下の名前の方が読んでもらった方が、親しい感じがしてうれしい。
信子(掘北真希)が「彰!」と、どなるような呼び方をしていたのがおかしかった。
ランチタイムレポで、信子はすっかり人気者。サインまで頼まれていた。
でも、それがなんだかツライ、と言う。
修二(亀梨和也)は、その気持ちをすんなり認めるが、彰はなんか不満足な様子。
ツボに隠した、信子と修二の親密写真を探し始めた。
修二が父の転勤での引越しを二人に告白。信子は、走っていき泣いてしまう。
彰が信子をなぐさめたいのに、マフラーを持って迷っているところがなんかよかった。
修二の父は「お前だけここに残っていい、まずは自分のことを考えろ」と言ってくれた。
でも、弟の泣きながらの寝顔から、引越しの不安を感じとり、自ら転校を決意。
彰にも「誰かのためには、自分を大事にしていないことになるのかな?」と話す。
信子も、初回の頃とは別人のように変わっていた。
イジメていた蒼井 (柊瑠美) のところへ行き「学校に出てきて、受け止めるから」
そんなこと、私にはとても言えません。
信子は、巫女さんの格好をするために、神社でバイト中に枝を折ってしまう。
「一番に大事な人に罰が当たる」を一枚だけお札?をもらいが、一番が選べない。
その時の彰の、どちらを選んでも不満そうな言動が、おかしかった。
それで、お札は川に流してしまうが、シッタカ (若葉竜也)が階段で怪我でバチ??
まり子(戸田恵梨香)とバッタリ会い、修二は、自分の口から転校を知らせた。
クラスメイトにも転校の件がバレ、バンドー(水田芙美子)も含めみんなが集まった。
「久しぶりだね、修二の周りに人がいっぱい」という彰のセリフが印象的だった。
ムシしていた時期も、心から修二のことを嫌っていた訳ではなかったんだろう。
横山担任(岡田義徳)も「お前のわるいところは、すべての勝負に勝とうとすること」
と、餞別の言葉を送ってくれた。見ていないようで、しっかり見てくれていたようだ。
クリスマスプレゼントの交換会?を3人でやって、信子と修二が語り合っていた。
そのシリアスなシーンで『うふ』『ガンエドキ』の看板に、大笑いしてしまっていた。
信子と修二は、お互いに「ありがとう」を言いあった。恋愛というより友情かな。
その後で、修二は、まり子を海に誘った。でも季節は冬。連れて行ったのは教室。
魚の飾り付けがしてあり、彰と信子で海の効果音。お弁当まで用意してあった。
これは、とってもうれしかった。まり子は健気でかわいいし、お弁当が一番の思い出。
やっと、まり子にも修二からの優しい言葉が聞けて、よかった。
信子とまり子が楽しそうにしている姿を見て、彰とはいつもどうりで別れた。
引越しの日には、クラスメイト達と並んで、見送りに来てくれた。サヨナラだった。
修二は、新しい学校に初登校で緊張していた。どんな修二で行く?と見ていた。
ところが、そこに彰がいた。それも、一日前に転校してきていた。
これには、家族全員で大笑い。そのクラスでは、彰の方が先輩?だ。
信子は、「三日は泣くけど、立ち直ってみせる」と彰を送り出したようだ。
彰は、残っていれば信子と二人で仲良くだったかも?なのに、修二を選んだ???
最終回は、大きな波乱もなく淡々と、と思っていたけど、最後に笑わせてもらった。
後で考えてみたら、彰の転校は信子を一人でもやっていけるようにとの愛情も、かも。
気持ちよく見終わることができて、とてもよかった。