野ブタ。をプロデュース

なんだか、修二(亀梨和也)が、考え込んでばかりになり、笑顔が少なく、に見えた。
彰(山下智久)が信子(掘北真希)を、大好きなのは、先週でわかっていた。
でも、信子の気持ちは、はっきりしてなかった。それがわかった気がした。
今回、信子と彰は、放送部へ入部した。
そういえば、修二は部活なし?遊んでいるシーンはあったが、部活はなかったような?
人気者って、部活の活躍で、のイメージがあったから、今になって違和感を感じた。
修二自身が、人気者を演じて人に合わせてばかりに、いろいろ感じていたようで、クラスメイトの軽いノリやカラオケやボーリングなどの遊びも、楽しめなくなっていた。
自宅でも「駄々をこねたことのない子」と言われてしまっていたし。
クラスメイトとの映像が「集団の中でこそ、孤独感を感じる」を表している気がした。
信子の、放送部でランチレポをクラスメイトと見ている時は、ホントに幸せそうで楽しそうな笑顔だった。親のよう?友情?恋愛感情は少し?と思うが。
まり子(戸田恵梨香)との関係は、やっとはっきりした。
修二が、今までの気持ちも正直に話し「好きになることはない」と。
最近のまり子の言動が、とても健気に見えてるだけに、かわいそうな気もした。
でも、修二にとっては、正直な気持ちを、相手に表せることは成長なんだろうな。
「自分が淋しい人間である」ことも、自覚して、ツライと思うけど。
彰は、その点、自分の気持ちには正直すぎなぐらいだった。夢は「結婚」
信子が入るからと、放送部に入部して、ずっと一緒にいたがってたし。
そして、信子が修二の方のビデオを誉めると、それに嫉妬して、捨てようとまでした。
たしかに、行動はやりすぎだけど、そういう気持ちは誰にでもあるだろう、と思った。
放送で「野ブタ。のことが好き」というシーンは、誰もいないはずの学校だった。
予告編で見たときは、みんなの前で告白?と思わされたが、いい意味で裏切られた。
彰も、自分のよくない点を認めて、信子をあきらめてしまった。
私は、彰と信子のシーンが、ほのぼのしていて好きだし、上手くいってほしいんだけど。
信子は、修二が好きなんだろうな。よく見ているし、最後が抱きしめて励ましてたし。
ところで、このドラマは映像がキレイ。夕焼けの黄色ぽい背景のシーンは、美しい。
自分の感情を出せなかった(気づかず自己プロデュースのつもり)の修二は変わった。
そのせいか?これからは、修二が転落?みたい。いい奴だし、悲しいシーンはイヤだ。