あいのうた

今回の「あいのうた」も、周りのキャラクターがいいです。
小日向文世さん演じる飯塚さんは、いつも誰かに無視されたりして(苦笑)
また誰にも、やってる方には悪気がないのが、かわいそうだけど、可愛いです。
実際は、好かれていることがわかっているから、ほのぼのとして見ていられます。
その前の「相棒」では、連続殺人犯で自ら亡くなる役だったから、ギャップがあった。

あいちゃん(菅野美穂)は片岡さん(玉置浩二)と、福引で温泉旅行を当ててしまう。
それが、生まれ育った土地で、悩んでいた。温泉には行ってみたかったんだろう。
柳沼さん(成宮寛貴)は、あいちゃんの本名や生い立ちを知ってしまった。
それを誰にも言えず、婦警さんにいきなりシリアスな質問はヘンだけど、好感だった。
結局、みんなと出かけるが、温泉の女将(乙葉)が、元同級生で本物のあいちゃん。
最初は、女将さんという立場上、知り合いでも、気づかない振り、かと思ってた。
でも、ホントに忘れていたようで、かなりのショックを受けて、片岡家に暴言。
旦那は
「一人に、覚えていてもらえなかったくらいで、そんなにショックなのかな?」
と言っていたが、私は、
「ずっと友達で、と言ってくれていた子さえも、自分を忘れていたら、最後の希望?みたいなものがなくなって、ショックだと思う」
と、言っていた。
ドラマが終わった後も、どうしたら、ああいう性格の人(自分はNO)になるのか?
自分の子どもは、どうなんだろう?育て方は?などと、マジメに話してしまった。
片岡家のように、愛される実感をもって、居られる場所があれば、いいんだろうな。