ブラックジャックによろしく

私は、昔はよくマンガ本を読んでいたが、大人になってからはあまり読んでなかった。
それが、ドラマの原作本から、再び、よく読むようになった。マンガ喫茶も行く。
妻夫木聡さん主演の「ブラックジャックによろしく」を見て、原作マンガも読んだ。
「新生児集中治療室」の赤ちゃんの話は、泣きながら読んだ。ドラマでも見た。
ただし、主人公の斉藤研修医のキャラクターは好きではない。
医師としての技術もないのに、理想論だけで勝手に動き、いろんな人を困らせている。
私には、そういう人に感じてしまうからだ。
9巻目からは「精神科編」だった。これは、どうしても気になった。
最初の巻では、精神科についての描写がリアルで、感心していた。
ところが、次の巻のストーリーを読んで、びっくりして、腹が立った。
精神病からの連想で、凶悪事件の犯人をストーリーに絡めてきたからだ。
買って読んだ単行本だったが、持っているのもイヤで、すぐに売った。
それでも、続きは気になって、新刊が出ると読んではいる。
今日は、マンガ喫茶で、12巻目を読んだ。ますます救いようのない展開になっていた。
私が読んで、あまりの言葉に腹を立て、トラブルの元にもなったのと、まったく同じような言葉も、マンガの中でも使われていた。
世間でイメージって、そんなもんなのね、ため息が出るくらいにだった。
それにしても、作者は何が言いたいのか?まったくわからない。
そういえば、精神科編はもう4巻、どの科の話よりも長く、終わる気配もない。
こんなストリー展開にして、終わらせ方がわからないかな?
ところで、私が精神科編で、こんなにこだわるのは、多少なりとも知っているから。
他の科でも、その科を知っている人には、怒りを感じる展開もあったのかもしれない。