ドラゴン桜

今回の「ドラゴン桜」、旦那のビデオの付き合い見で、二回見た。
展開のわかっている二回目に、お気に入りのシーンで、涙が出てきてしまった。
今回は、水野(長澤まさみ)さんの、店を手伝うかどうか?がテーマだった。
私は、こういう人情話は実は苦手だ。
桜木弁護士(阿部寛)の反対している言葉は、すごく納得できた。
一時的には手伝えても、それがずっとになれば、不満も出てくるし体力の限界もある。
そういう展開は、すんなり受け入れることができた。
逆に、ずっと手伝いもして、受験勉強もして、みんな仲良くの方が不自然だと思うし。
その手伝いに断りを、水野さん本人にやらせたのも、よかった。
好意からとわかっていることに、「NO!」というのは、とても難しい。
私も、優しい人ぶってはっきり言えなかったり、嫌われるのはこわいし。
でも、それなのに、わざとひどいことも言って、手伝いを断った。
その後、他の特進のメンバーも、水野さんも泣いていた。
最初は、ひどいことを言われたから、悔し泣きしているのかな?と思っていた。
でも、双子の兄(中尾明慶)が言った
「水野さん、演技下手だよね」
で、みんなが、水野さんが自分達のことを心配して、わざと嫌われるように断ったことをしっかり察していた、本人の気持ちを理解していた、とわかった。
ここで、気がついたら、涙が出ていた。
桜木弁護士の、現実主義で厳しい言葉の中の、優しさが、よかった。
あと一話で、受験から合格発表まで、原作もまだの部分をどうするんだろう?