anego-アネゴ 最終回

anego-アネゴ」は、けっこう楽しみにして見てたが、最終回の最初の方で、メインの話が終わってしまって、「無難にまとめました」の印象。
不倫は奈央子(篠原涼子)自身がやったことで、そのときは略奪婚まで夢見たこと。
そのことが原因で、トラブルが起きて、会社にも迷惑をかけた。
それなのに、会社の女子社員みんなが、嘆願書に署名したり、退社を見送ったりには、激しく違和感を感じた。
一部の親しい女子社員が必死になるのは、わかる気もするけど、不倫トラブルによくない印象を持つ女性がいる方が、自然な感じがする。
大会社のOLは経験ないけど、あんな感じなの?
私は『不倫は大罪』とまでは思っていないが、それで大トラブルに発展した人達は知っているし。
そんな中で、黒沢(赤西仁)くんと、結婚している妄想をしている奈央子さんには、「この時期に何を考えているんだろう?のんきすぎじゃ?」だった。
世話焼きで、女子社員から好かれて、結婚願望強い奈央子さんは、よくわからない。
絵里子(ともさかりえ)は、さっぱり離婚して、コロッと変わった印象がある。
原作本では、かなり壮絶な終わり方だったらしいが、ドラマではキャラも最後に変更?
「自分が幸せじゃなきゃ、人を幸せになんかできない」
という名セリフを、絵里子さんに言わせてくれたのは、うれしかった。
どちらかといえば、絵里子さんの方に共感も多いドラマだったし、単なるお騒がせキャラのままで、終わってほしくなかったし。
派遣先でも、仕切ってしまう奈央子さんは「そこの職場では後輩なのに、大丈夫なんだろうか?」と、よけいな心配してしまった。便利なおばさん街道、突き進んでるし。
後半のモンゴル映像は、赤西くんのプロモーションビデオのように、感じた。
結末は、どうなんでしょうか?
黒沢さん結婚なら、安易な感じするし、かといって、別れてもいない。
あれで、よかったのかもしれません。