酒井法子さん

第一印象は『カワイイ』だった。
ショートカットで薄化粧のため、デビュー当時の酒井法子に戻っているように見えた。
罪状は、覚せい剤所持と使用、で決して軽いものではない。
報道されてきたニュースで、暴力団員の父(今は亡くなっている)再婚相手の継母、覚せい剤で逮捕されてる暴力団員の弟、これだけ複雑な家庭環境だったことを知った。
高相祐一さんと結婚したときは、
「自称プロサーファーって胡散臭い、どうしてこんな男と結婚?」
と思った。
でも、酒井法子が素の姿を見せられる相手、それが高相さんだったのかな?
のりピーと呼ばれ、清純派アイドルでいるのに疲れていたかな?
そう思うようになった。
ワイドショーで何度も流れている、ハイテンションな酒井法子
薬の影響もあるだろうけど、そういう音楽が好きだったのは本当だろう。
だけど、酒井法子の芸能人としてのイメージは清純派。
虚構の姿と素の自分との間で葛藤があったのかな、と感じた。
何度も流れるので好奇心から『碧いうさぎ』をカラオケで歌ってみた。
泣きそうになった、名曲だと思った。
記者会見もみたが、酒井法子さんはとても美しく、犯罪者には見えなかった。
泣いている姿は、女優さんなので本当だったかどうか、わからないけど。
覚せい剤でハイになることを覚えてしまうと自力では止められない、と聞く。
ハイな状態は、とても気持ちいいんだろう。
逮捕がキッカケで体が壊れる前に止められてよかった、そう思いたい。
私は、この一連の報道で酒井法子に関心を持った。
いろんな意味で、凄い人だな、と思った。