救命病棟24時 1・2話

海南医大高度救命救急センターに赴任した進藤一生医師(江口洋介)はかっこいい。
だけど、救命医が全員辞めて人手が足りないのに患者を受け入れすぎ。
応援の眼科の丹原医師(趙除ナ和)耳鼻科の野口医師(矢柴俊博)が可哀想になった。
医局長の澤井医師(ユースケ・サンタマリア)の言い分の方が納得できた。
小島楓医師(松嶋菜々子)は裁判のため、一旦は救命医を辞めていた。
1話の事故をキッカケに海南医大に勤めるのは自然な流れだったように思う。
澤井医師は小島医師の原告の畑田智行(勝部演之)を連れてきて、裁判のことを他のスタッフにも知らせる。
医師はちょっとしたことでも訴えられる危険がある、それを知らせたかった様子。
医療現場を見て、澤井医師の話を聞いて、畑田は訴えを取り下げてくれた。
進藤医師が病院の検査室で採血されていた。
1話から、なにか薬も飲んでいた。
丹原医師(趙除ナ和)が目撃していて、血液検査の結果を突き出した。
進藤医師はアフリカでミスをして患者の注射針を自分に刺してしまいHIV感染の危険があった。
検査結果は陰性だった。
よかった・・・でも、展開が速すぎ。
裁判の話とHIV感染の話が一気に解決してしまった。
ホットラインの受け入れ制限も、しっかり患者の診察ができるように、で納得できた。
工藤研修医(石田卓也)は、意外に役に立つ医師のように見えた。
救急外来には、私も何度か診察で行ったことがある。
先に電話してから自分の車で行くので、救急車は使わない。
救急車が来てないときなら、少し待っていたら診察してもらえた。
旦那がケガをしていて私が連れて行った時には、診察に入って30分以上かかった。
遠くでケガをしていたのに診てもらわず、旦那は自分で運転して帰ってきたので、
「ケガしたときは早めに診察を受けるように」
と注意されながら、ケガした箇所を洗ってもらったらしい。
この春、私が入院したときも、前日の夜中に救急外来に行った。
ベットで寝かされているうちに症状が治まり、気分がラクになった。
車で5分くらいの病院だけど、旦那に連絡して迎えに来てもらった。
ドラマでは、澤井医師の言い分の方が共感できる。
医師も人間、オーバーワークは医療事故にもつながりやすく、できる範囲での受け入れの方が双方にとって良いだろう。
夫も、大学病院に患者が来すぎることや、医師不足を嘆いていた。
でも、自分が患者の立場なら進藤医師に診てもらいたいかな。