セクシーボイスアンドロボ

ニコ(大後寿々花)の自宅に、マキ(浅丘ルリ子)名梨(岡田義徳)がやってきた
そして突然「2億円でニコさんを養女にください」の申し出をしてきた。
経済的な損得を考えていたら今どき子供は産めない。お金で我が子を渡せない。
でも、よく話を聞いていると、生活は今の家族のまま変わらず戸籍だけ。
『数年後には成人、独立して生活も別になるだろう、結婚したら戸籍も別になるんだし』
で、それほど重大なことではないのかな?早いか遅いかの違いだけで、とも思った。
お金で少しだけ迷ってしまったニコの両親の気持ちも、なんとなくわかった。
「お金で子供をだったら、後ろめたくて今まで通りに接して共に生活はできないだろう」
とは、それでも思っていた。
最後に、ニコの両親が育児日記を見ながら家族の幸せを思い出したシーンもあった。
ロボ(松山ケンイチ)は、ロボットオタクに戻っていた。
それでも、なんとなく大人の男性に成長したように見えたのは気のせい?
ニコに養女の話がきて、周りにSPのような人達がいたのは来世占いのせいだった。
マンガ『萌えもん』作者の信田(篠井英介)が、来世でニコの子と言われていた。
ニコの将来の子だから『幸子』、大金持ちの信田はニコのガードもはじめていた。
水族館まで作った信田は、ニコに自分の50億円が渡るよう手続き中でもあった。
ロボにも「ニコにはヘンな男と付き合っててほしくない、はなれてほしい」と言った
ニコのような女子中学生とロボのような成人男性との関係、よくわからないんだろう。
信田はロボに大金も渡そうとしていたが「ニコは友人」とあっさり断っていた。
その上、ロボは締め切り前の信田のマンガの手伝いまでしていた。
大金持ちに対しても、言葉や態度が変わらず「幸子」呼びして親しくはサスガだった。
水族館への脅迫状が届き、ロボとニコが警戒していると、やってきたのは信田の妻。
来世のことばかり気にかけて、今に幸せを感じていない夫に対しての怒りからだった。
妻の感電作戦は、停電で事なきを得た。
明かりがついた時に、ほのぼのとした想いと幸せなときを思い出し、仲直りした。
ニコの姉の一海(村川絵梨)が停電で名梨に助けられ、いい感じになっていた。
また、名梨の「プロフェッショナルな仕事♪」を聞けたのがうれしかった。
今回のテーマは、「幸せなとき」だったと思う。
「時は変わる、だからずっとの幸せはない。でも、幸せなときはある」
この方が、イヤなことがあってもラクにすごせ、少しの幸せでも楽しめそうな気がした。