のだめカンタービレ

『のだめカンタービレ』は、二宮和也・渋谷すばる主演「あぶない放課後」の原作『天才ファミリー・カンパニー』の二ノ宮知子さんマンガなので、数冊分は読んでいた。
愛称「のだめ」こと野田恵（上野樹里）は、音楽大学ピアノ科の３年生。
音楽は耳で聞いて弾くタイプで天才肌。
ただし、片付けられない人で料理もダメの変わった女生徒。
同じピアノ科の４年生千秋真一（玉木宏）は、音楽一家の生まれで一流。
千秋は、指揮者を目指し密かに勉強していた。
でも、幼いころの事故体験から飛行機も船も乗れず海外留学できないの天才だった。
他の生徒の留学話でイライラし、ピアノ教師の江藤耕造（豊原功補）とケンカになりコンクールへの出場を取り消しになった。
その夜、飲みに出かけた千秋は、泥酔して部屋の前で倒れていた。
それを見つけて介抱したのが、のだめ。
ただし、その部屋はゴミが散乱して人が居れるような状態ではなかった。
この辺のシーンは、食後だったから笑えたが夕食中なら見たくないほどだった（苦笑）
大学で千秋はのだめに再会したがムシ。
ところが、新たに担当教師の谷岡肇（西村雅彦）の元で生徒同士でまた再会。
しかも、千秋とのだめのモーツァルトの『２台のピアノ』を提案された。
のだめは天才肌すぎて譜面どうりには弾けない。
指導しながらイライラする千秋。
それでも、のだめの部屋を掃除したり料理を作ってやったりと世話を焼いてしまう。
一見クールな二枚目なのに、そういうところが可愛く見えた。
のだめは、得体のしれない初老の外国人と知り合った。
その男こそ、世界的な指揮者のフランツ･シュトレーゼマン（竹中直人）だった。
「電車男」を思い出させるようなコメディタッチでおもしろかった。
久しぶりに、月曜９時に座ってテレビを見続けるかもしれない。