弁護士のくず

最初の、車のダッシュボードの上に缶コーヒーにはハラハラ。
たぶん落ちない、と思っていても私も気になって運転できないだろと思った。
だから、平太(田辺誠一)が妻の小百合(杉本彩)へ怒りは、わかる気がした。
そのことがきっかけで、夫の平太は離婚を決意。
九頭弁護士(豊川悦司)と武田弁護士(伊藤英明)が、年商70億の下着メーカーの女社長でもある小百合(杉本彩)の担当になった。
平太は、子供が生まれてから専業主夫になって小百合をささえていた。
小百合は、逆に莫大な慰謝料請求をしてきて、離婚に応じない。
平太の話は「5歳になる息子の翼(渡邉奏人)のためにも離婚したい、財産分与も何もいらない」と離婚の意志が固かった。
ドラマでは働いて高収入の妻と専業主夫になっているけど、働いて収入を得ている夫と専業主婦の気持ちのすれ違いとして見ると、こういう家庭も多いのかも?と思った。
九頭と武田が、調査のために下着売り場に行くシーンは、つい笑ってしまった。
武田こと伊藤英明さんの表情が、にやけていて、おもしろくて。
写真のエピソードや、子供を使ってまでの離婚阻止に、謝れない小百合の平太への愛情を、九頭が感じとった。
小百合への「ありがとう、ごめんなさい」創作童話は、感心しながら聞いた。
謝れない、感謝の言葉が出ない、は相手に甘えているだけ、にも納得してしまった。
平太の方も、小百合からの愛情を感じとれなくなっていて、淋しかったようだ。
離婚はなくなり、一件落着。
最後のキャバクラで、高島礼子さんとほしのあきさんまで制服姿で登場には参った。