古畑任三郎SP石坂

今日は、「里見八犬伝」か?「古畑任三郎SP」か?かなり迷った。
時間が見事に重なっていたし。
結局「古畑任三郎SP」をリアルタイムで見て「里見八犬伝」はビデオを次回にした。
今回のゲスト主役は、石坂浩二さんと、藤原竜也さん。
田村正和さんは、久ぶりの古畑なのに老けてなかった。そういう年のなのかも?
藤原竜也さんの、イタズラっ子のような笑い顔が、印象的だった。

  • 以下、トリックなどのネタバレありなので、視聴まだの方は読まないで!

堀部パンの社長が、クマに襲われて亡くなったことから、事件は始まった。
葬儀の場でも、石坂浩二さんは目立っていた。
資料館館長で元教師の天馬先生(兄弟の恩師)が、石坂さんの役だった。
藤原さんは、堀部パン次の社長の弟の堀部音弥さん役だった。
パン会社は、経営難のため、裏山をリゾート開発会社に売る予定だった。
それを、天馬先生も音弥さんも阻止したがっていた。
推進している兄で社長を、よろいと角砂糖と使ったトリックで亡き者にした。
計画のヒントは、音弥の小学生時代の自由研究の殺人トリックノート。
音弥は、無事に社長の座につき、裏山売却をやめようとした。
その事件の捜査に、古畑さんと二人の刑事(西村雅彦・石井正則)が登場した。
わらべ歌に符合する亡くなり方で「金田一シリーズ」をパロディしていたのかも。
トリックは、徐々に解明されていき、音弥の犯行とわかっていく。
でも、15年前に、音弥の父が行方不明になり、貴重な石器もみつかっている。
音弥は、嫌疑を逃れるために、銃を暴発させたら、本当に亡くなってしまった。
裏で操っていたのは、裏山開発をおそれた天馬先生だった。
でも、やったことは、殺人トリックノートの数字の書き換えや、言葉による誘導だけ。
これなら、実行者も自分がやったとしか思わないし、何罪になるんだろう?
ただ、15年前の音弥の父を貴重なヤリ(石器)で殺したことから、捕まった。
犯罪を犯して、罪に問えないでは、テレビ的にもマズイのかも。
後半まで、犯人役は藤原さん、石坂さんは脇役?ベテランだから名前?だった。
このシリーズは、ゲスト主役が犯人役のはずなのに・・・と思っていた謎は解けた。